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〈沿革〉
昭和23年 | 岩槻町他9カ町組合立埼玉県立春日部高等学校岩槻分校として開校 |
昭和30年 | 岩槻市他2カ市町組合立埼玉県立春日部高等学校岩槻分校に改称 |
昭和37年 | 岩槻市に移管され,埼玉県岩槻高等学校として開校、校章制定 |
昭和41年 | 埼玉県に移管され,埼玉県立岩槻高等学校として開校、校歌・校旗制定 |
平成 3年 | 国際理解教育推進校(県教育委員会) |
平成 6年 | 国際文化科設置 |
平成 8年 | "彩の国"県立高校インターリンクス事業推進校(県教育委員会) |
平成10年 | 創立50周年記念式典挙行 |
平成20年 | 第17代 荒井晴夫校長着任 |
平成21年 | 創立60周年記念事業挙行 |
平成23年 | 第18代 稲葉浩久校長着任 |
平成25年 | 第19代 神尾通明校長着任 |
平成27年 | 第20代 栗山広直校長着任 |
平成29年 | 第21代 石塚忍校長着任 |
平成31年 | 第22代 大勝浩司校長着任 |
令和 4年 | 第23代 関根憲夫校長着任 |
(県立春日部高校岩槻分校の卒業生は、別科を含め955名)
(埼玉県岩槻高校の卒業生は、定時制を含め79名)
〈教育目標〉
1 教育基本法並びに学校教育法に則り、高等普通教育及び国際文化に関する専門教育を授け、国家社会の有為な形成者として、必要な資質を養うことを目標とする。
2 一般教養を高め、真理と正義を愛し、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な青年の育成に努める。
3 社会について広く深い理解と健全な批判力を養うとともに、個性の豊かな伸張を図り、その適性に応じた進路を選択させる。
4 国際理解教育を推進し、国際社会で活躍できる人材を育成する。
〈校章〉
校章は岩槻区在住の日本画家である関根将雄画伯の創案にかかり、昭和37年4月1日、制定した。
これは旧岩槻市の旧跡である白鶴城の白鶴を図案化したもので、その飛翔の姿は希望に燃える青年の情熱を象徴し、ペンは生徒の本分である学問に対する熱意を具象化したものである。
〈校訓〉
- 尊重 respect
- 協働 teamwork
- 創造 creation
〈岩槻高校将来構想〉「岩高I(アイ)プラン」
岩槻高校の方向性を示す将来構想。生徒たちが岩槻高校を自分(I=アイ)の幸福な人生の基盤とし、自他を愛し、国を愛し、地球を愛する心をもって社会に巣立っていくことを願い、「IWATSUKI」の頭文字と重ねて名付けた。
〈2022埼玉県立岩槻高等学校〉「3つの方針(スクールポリシー)」
【グラデュエーションポリシー(卒業時に求める生徒像=育てたい生徒像)】
岩槻高校は地域に根ざした伝統校である。歴史の中で培ってきた国際理解教育を柱とし、持続可能な社会を創造する担い手を育成して世に送り出す。
- 自ら考え、自ら学び、自ら行動できる生徒。
- グローバルな視点で諸課題を考え、解決に向けて行動できる生徒。
【カリキュラムポリシー(岩槻高校の教育)】
グラデュエーションポリシーに示した人材育成(育てたい生徒像)の目標を達成するため、教育目標や校訓「尊重・協働・創造」、目指す学校像を基盤として高校普通教育及び国際文化に関する専門教育を実施するための教育課程を編成する。併せて、ICT、外部資源(さいたま市、大学(獨協大学ほか)、海外交流校、日本赤十字社、ロータリークラブほか)やSDGsを積極的に活用する。
~普通科・国際文化科共通~
- 多様な進路に対応するために幅広い履修科目を設定するとともに、進路実現や自己の知的好奇心に応えるための多彩な選択科目を設定する。
- 伸びしろのある自走できる学習者(アクティブラーナー)を育成するため、主体的・対話的で深い 学びを、教科指導をはじめ様々な教育活動で実践する。
- 実践的なコミュニケーション能力を育成するために、英語を中心とした言語スキルを育成する。併せて、各種検定試験(GTEC、英検、日検、漢検等)を活用するとともに各種コンテスト(スピーチコンテスト、ディベートコンテスト、英作文コンテスト等)への参加を推奨する。
- 国際理解教育を全校で実施する。選択科目「国際関係」、講演やワークショップ、海外派遣(オーストラリア等)や海外とのウェブ学習、など多彩な学習機会を積極的に提供してチャレンジをサポートする。また、外国人生徒や留学生を受入れて国際交流の場を設定する。
- 自己を探求するとともに、地域社会や地球的課題を発見して解決する実践力を育成するために総合 的な探究の時間「岩槻から世界へ、そして現在から未来へ」を実施する。
- 課題を発見し、協働して解決する力や社会性及び困難を乗り越える力(レジリエンス)を育成するため、特別活動(LHR、学校行事、生徒会活動)や部活動及びボランティア活動を活用する。
- 自己実現のために最良な進路実現ができるよう、自己探求や体験学習、進学講習などを含めた体系的な進路指導を実施する。《第一志望実現への支援》
~国際文化科~
- 専門科目として「総合英語」「英語理解」「時事英語」「異文化理解」等を、選択科目として「第二外国語」及び「日本語」等を設置する。
- グローバルな視野を拡げるために特別講座「異文化セミナー」を実施する。
- 実践的な英語力を育成するために、イングリッシュ・サマーキャンプ(1学年)を実施する。
【アドミッションポリシー(入学してくる皆さんに期待すること)】
- 《基礎学力》義務教育(または、これに準ずる海外における教育)修了までの学習を通じて、高校教育を受けるために必要な基礎的な知識・技能を身に付けていること。
- 《知的好奇心、グローバルな視野》地球上で起きている様々な現象や世界の国々の文化や暮らしに興味を持ち、理解や知識を深めたいという意欲を持っていること。
- 《自他尊重、協働・頑張る力》学校や地域の活動の中で、自分や周りの人を大切にする心を養い、協力し合って目標を達成した経験があること。
〈ひな時計〉
生徒昇降口には、旧岩槻市の市章ともなった関根将雄画伯デザインの人形塚を模した時計が設置されています。男雛(おびな)と女雛(めびな)が寄り添い「人」という文字を成し、人間としての調和を表しています。
〈スクールカラー〉
全校生徒及び職員投票の結果、以下のように岩槻高校スクールカラーが決定いたしました。
メインカラー:やまぶき色(#f4b000)
「やまぶきの花にまつわる伝説」より、岩槻区の色とされる「やまぶき色」が岩槻高校スクールカラーのメインカラーとなりました。やまぶき色は実りをつけた稲穂の色でもあり、豊かさを象徴しています。岩槻高校は国際理解教育に力を入れており、多種多様なカリキュラムを有し、恵まれた教育環境のある豊かな学校です。また同時に岩槻区のシンボルカラーと同じ色を取り入れることで、岩槻高校が地域と共にあることを示し、常に地域に開かれた学校であることを表しています。
サブカラー紺碧色(#007bbb)、翡翠色(#38b48b)
「紺碧色」は真夏の日差しの強い青空のような深く濃い青色で、心をよく落ち着かせてくれる色です。岩槻高校の生徒が、本学を巣立ち、やがて青い大空を羽ばたくようにとの願いが込められています。
「翡翠色」は日本の伝統色の一つで、本校では薄い青緑の「翡翠色」を採用しています。翡翠は石としても有名で、古くは「勾玉」の材料とされてきたように、古代より生命の再生をもたらす力があると信じられてきたそうです。石言葉には、「繁栄」「再生」という言葉があり、今後新たに生まれ変わる岩槻高校にふさわしい色となっています。